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障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク岐阜大会2025年夏

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

障害者の自立と政治参加をすすめるネットワークにおける夏の大会を岐阜市で行ないましたので報告します。

日時: 令和7年7月21日㈪~23日㈬

事項: 障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク岐阜大会

場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター)

ぎふメディアコスモス、ハートフルスクエアーG

 

[概要] 当ネットワークは、障害者議員及び障害児者のご家族や身近で理解のある議員30名ほどで構成されてい ます。ちなみに障害者議員は、全国で 50 名ほどいると言われていますが、その半数が当ネットワークに加 入しており、高橋も加入しています。

夏と冬に大会があります。今回は会員の小森岐阜市議の地元岐阜市に30名ほど集まりました。

 

加入している議員の自治体事例の視察と会員間同士の意見交換会は、今回も充実していましたし、岐阜 市の図書館複合施設メディアコスモスは、素晴らしい施設で、本市の図書館を核とした官民複合施設構想 素案に大変参考になりました。

 

[7 月21日]事務局会議:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)

事務局会議を行い、今後の様々な協議を行ないました。

名古屋市内で行なったため、名古屋城再建におけるエレベーター設置の是非の現状を元名古屋市議の 斉藤様に説明いただき、共有しました。

また、当ネットワーク30周年が来年とのことも共有しました。 

 

[7 月22日]ぎふメディアコスモス視察研修

ぎふメディアコスモスは、図書館複合施設で、私も国内様々研究し施設を訪れましたが、本市に新設予定 の参考事例としてオススメです。

敷地が広く建物も大きいですが、内容やコンセプトは参考になります。 「ずっとここにいたくなる」施設づくりをしてきたらしく、デザインや細かい取組やソフト面など、全てが本市の 参考になります。

おおよそ図書館60%、市民及び多文化交流20%、ホールギャラリー20%ほどの割合でした。

 

・敷地面積14,725㎡・建築面積7,530㎡・延床面積15,444㎡・2階建

・土地取得及び建設、備品含む事業費120億円

・座席数900席・所蔵可能冊数90万冊・年間来館者数約130万人

 

本市も「ここにいることが気持ちいい」「何度でも来てみたくなる」このような原点回帰を再確認する必要があ ると思います。

 

[7 月23日]意見交換会:ハートフルスクエアーG

全国から集まった議員が各々発言し合い、共有しました。

高橋からは、伊勢崎市の障害者施策の取組と図書館を核とした官民連携複合施設構想案への取組を話 しました。

あと、5月23日に行なわれた参議院会館での5.23院内集会に当ネットワークから3人が参加し たことの報告を行ないました。 


[まとめ]

当ネットワークが発足した 29 年前は、障害当事者議員の参加が数人だったそうです。

今では、数十人が 参加するくらい増えてきました。

しかし、このネットワークの発足の趣旨は、どの議会にも最低1人の障害当事者議員を誕生させようというも のだったことをうかがいました。

壮大な目標ですが、その趣旨をしっかりと引き継いでいきたいと思いました。

そうすることが、誰もが暮らしやすいユニバーサルな社会となる最善の方法だと、我々は認識しているから です。