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「共生社会実現のまち渋川市」の取組、実際に変化を感じてきた

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

ユニバーサルツーリズムに関する渋川市の取り組みの進め方が素晴らしいです!

全国の地域で行なってもらいたい取り組みですので、紹介します。

 

渋川市主催・山田製作所・高崎商科大学・DET群馬・地域おこし協力隊・市職員協力参加

11/30㈯ユニバーサルツーリズム推進へのワークショップ

AM:障害平等研修(DET)

PM:伊香保温泉街フィールドワーク


午前中、障害平等研修(DET)の実施でした。

渋川市では、DETを令和3年度からの4年間で30回以上、市職員・市民・児童生徒・事業者など延べ2,000人受講しました。

渋川市の人口は、76,000人。

渋川市人口当りDET受講率は、2.6%。

全国1,800ある自治体でDET受講率は、トップクラスでしょう。

私たちも、最近肌で変化しているのを感じますし、実際に近隣から住みやすそうと移住してきた人もいるそうです。

渋川市は、「共生社会実現のまち」をスローガンに掲げています。今後も、注目です。


午後は、伊香保温泉街のフィールドワークでした。

山田製作所様のラクティボと手動車椅子と我々車椅子ユーザー・視覚障害者と共に高崎商科大学生と山田製作所様と市職員とユニバーサルツーリズムの視点でのフィールドワークは、福祉的視点でなく、観光ユニバーサル・まちづくり・マーケティング・移動手段の可能性を考えながらの調査で、異なる分野が協力し合う取り組みは、新たな可能性が生まれる好事例です。

 

伊香保温泉石段街の脇に迂回路が複数あるため、実はどんな人でも伊香保温泉街に行けますし、石段街を制覇した人も、裏ルートは魅力があり、マニアックでオススメです。

 

参考に、過去の動画を添付しておきます。


伊香保温泉石段街入口にて、DET群馬のファシリテーターで記念の1枚です。

 

皆さんには、我々4人でなく、背景を見て頂きたいです。

 

伊香保温泉石段街に観光に来る人といえば、数十年前は、ご年配の方や団体の方でした。

今では、団体客は減少しましたが、老若男女バランスの良い客層と外国人など、実に多様な方が観光に来ています。

老舗の旅館の他に、クレープ屋さんやオシャレなカフェも人気になっています。

伊香保という地域が、客層に合わせて官民連携しながら変化してきたからこその、にぎわいがあります。

マーケティングと変化する実行力、大いに学ぶところがあります。

 

伊香保温泉石段街に行かれるときは、①変貌していく街並み、②裏ルート、を注目すると、さらに楽しめますよ。



髙橋の母は、渋川市半田出身で、私も第二の故郷です。

今後も、応援、協力していきたいと思います。