車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。
群馬県で令和6年6月5日に、群馬県インクルーシブ教育推進有識者会議第1回目が開催されたようです。
高橋も、インクルーシブ教育に賛成です。
山本一太群馬県知事の号令の元、今年度から玉村町立上陽小学校をインクルーシブ教育モデル校として開始、3年後に全県的に広げる構想となっています。
まずは、旗を振らなければ改善しないというお気持ちは、とてもよく分かりますし、知事の行動力に敬意を表します。
一方、現場を知る教育部局やモデル校となっている周囲からは、あまりいいウワサを聞きません。
障害のある子を、現状の学校文化のままの所へ入れることを通称「放り込み」または「統合教育」といい、最もやってはいけなく、危険な行為で、誰も幸せになりません。
現状、そのようになっていないか心配です。
特に、影響を受けやすい子が、知的や情緒の子です。
実際に取り組んでいく際は、細心の注意を払いながら進めて頂きたいです。
9月に県の教育委員会4名が海外2カ国程度視察に行くとのことですが、日本でもインクルーシブ教育を半世紀前から実践している大阪府豊中市の「豊中方式」も視察に行って頂きたいです。
(知的や情緒の子でも共に学ぶ豊中の事例が書かれています)↓
https://ruizakoji.com/education/toyonaka_report_2/
同時に、インクルーシブ教育を群馬でどのように進めていくべきか中長期的な視点で議論して頂きたいです。
有識者会議に限らず、県民を巻き込んでたくさん議論していくべき大切なテーマと思います。
第1回目の有識者会議の内容・資料・名簿を参考にしてください↓
群馬県インクルーシブ教育推進有識者会議(第1回)結果 - 群馬県ホームページ(特別支援教育課) (pref.gunma.jp)
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