伊勢崎オートレース場選手宿舎が建て替えられます

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

昨日、伊勢崎市議会会派有志会の4人で、今年の秋ころから伊勢崎オートレース場の選手宿舎が新しく建設されるので、現在使用されている選手宿舎の視察に行ってきました。

 

昭和51年に鉄筋コンクリート造3階建て、延床面積約2,000㎡、4人部屋形式となっていました。

とても古いという印象です。部屋のスタイルももちろんですが、寝るスペースも今の時代では考えられないような形態でした。

また、女子レーサーも増えていますが、その対応も不十分な状況です。

感染症予防のためなどから、今度は個室にするとのことです。

 

 

新しい選手宿舎は、鉄骨造3階建てで、延床面積約2,300㎡、1人部屋形式の予定です。

 

建設費は、約15億円です。物価高騰のため、コロナ前に比べて公共工事は1.5倍ほど上昇しています。

それにしても坪200万円ほどかけるのですから、選手たちがくつろげて宿泊できる施設となることを期待しています。

 

今の場所と異なるところに建設予定です。

 

公営ギャンブルで情報やセキュリティは注意が必要ですので、これ以上あまり詳しく視察報告は控えたいと思います。

写真も撮りませんでした。

 

ちなみに、伊勢崎オートレース場の所有者は東京都競馬株式会社様です。

伊勢崎市は、お借りしてオートレースを行なっています。

その中で、伊勢崎市が所有しているものが、選手宿舎・大時計・スタートフライング計測器・東側駐車場等となっています。

 

メインスタンドも、いずれ建替が必要となります。

伊勢崎市も、東京都競馬株式会社様と協議をしていますが、今後どのようにしていくのか詰める時期にきていると思います。

 

高橋は、若い頃からオートレースに好意をいだき、高校3年生の時にオートレーサーの試験を受けたことがあります。結果は、ご想像通りです。

20代の頃、全国にある6つのオートレース場の全て行きました。

それから、しばらくオートレースとは離れて、6年前に市議会議員となり、違った形で伊勢崎オートレースに関わることとなりました。

 

昔は、来場するお客も多く、ギャンブラーが多かったですが、今はファミリー層や女性のお客も多くギャンブラーというより、オートレースファンが増えた印象を持っています。

鉄馬縁日などのイベントも行なわれ多目的性が増し、アミューズメントパークのような雰囲気に変わってきたように感じています。

50年近く行なわれている伊勢崎オートレースは、現役選手・引退選手・スタッフ・お客さんたちにとっての思い入れは深く、ある意味文化になっているかと思います。

最盛期は、伊勢崎市に年間数十億円繰り入れしていましたが、近年はゼロという時期も続きました。しかし、企業努力により最近は3億円（今年度は1億円）繰り入れもできるようになってきました。

 

やめるのはいつでもできますが、ここまで育ってきた伊勢崎オートレースをどのように継続していくべきなのか、みんなで建設的に考えていければと願っています。