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障害者となって初の海外旅行⑦小学校編

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

令和6年4月1日から6日までの4泊6日で、アメリカのロサンゼルスに家族で旅行してきました。

なお、市議会議員としての公費での視察ではありません。

全額自費での家族旅行ですが、皆さんと少しでも共有して、参考になれたらという趣旨で報告を書きます。

 

基本、家族旅行でしたが、最終日4/6の午前中、時間があったので、私ひとりで電動車椅子で出かけました。

どうしても、見たかったのは学校でした。アメリカという多様な子たちの授業、障害のある子も一緒に学ぶインクルーシブ教育なのか。

敷地外からでは、分からないかもしれない、でも行ってみたい思いから、片道30分かけて、行ってきました。

 

ロサンゼルス市の中心地ダウンタウンにあるホテルから最寄りのチャールズ・ホワイト小学校まで、2.4km

 

小学校周辺も、十分まちなかなのですが、ホームレスも多く、ゴミも散乱して、治安があまりよくない状況でした。

小学校のフェンス上部には有刺鉄線が施されていました。

 

しかし、敷地の逆側は、有刺鉄線がなく、裏門が開いていて、車椅子マークもあったので、突然ですが、入ってみました。

 

インターフォンがあったので、メチャクチャな英語で、話してみたら、「Come in」と返事があり、何と、建物内に入れてくれました。

ちなみに、治安が少し悪い地域ですが、小学校の敷地内は、安全でキレイでした。

 

校長先生が対応してくれたので、翻訳アプリを使いながら、ダメ元で

「授業の様子を見せてもらえませんか?」とお願いしてみました。

 

校長先生も、すかさず翻訳アプリで

「教育委員会に確認してみるから、後日また来れますか?」と。

 

「今夜、日本に帰ってしまうので後日は無理です。突然のお願いですから、申し訳ありませんでした。」

「でも、10分だけでも見せてもらえませんか??」と最後に無理を承知でお願いしてみました。校長先生のお人柄も良さそうな方でしたので。

 

「ん~、せっかくだから、小学1年生の教室を、ご案内します。」と校長先生同行していただき、授業風景を見ることができました。

 

 

テスト中らしく、先生に個別指導をされていて、他の児童は、個人個人で自主勉強中の様な雰囲気でした。

校長先生が「1人1台タブレットで、その子ひとりひとりの能力に合わせた教育プログラムでやっているので、タブレットの画面がみんな違うでしょう」と、自慢げに話してくれました。

 

10分しか、授業風景を見学できなかったので、それ以上のことは分かりませんでした。

 

ただ、20人程の児童なのに、教室の床面積が日本の2倍くらいあり、天井高も高く、ゆとりのある空間となっていました。

後方には、プロジェクターが準備されており、いつでも使える、常設型となっていました。

 

子供たちの目はキレイでしたが、なにか寂しそうにもみえました。笑顔も影があるというか。でも小学一年生だから、私に対してはずかしそうに手を振ってくれた子もいました。

みんなヘッドホンをしているので、個人ワークに集中していたのかもしれません。

 

ですが、これは、私の想像ですが、学校の外は治安が少し悪いので、辛い思いをしている子も少なくないのかもしれません。

ロサンゼルスは、メキシコに近く、この地域もヒスパニックの方が多いみたいです。

もちろん子供たちのほとんどがヒスパニック系で、白人はいたかなという割合でした。

 

格差社会が、小学校の教育にも影響を及ぼしているのかと感じました。

 

障害のある子も一緒に学んでいたかなどは、分かりませんでした。

 

帰り際に、校長先生から、私のことを詳しく聞かれたので、「日本の群馬県伊勢崎市で市議会議員をしている高橋のぶたかです」と応えました。

 

校長先生が「今度、日本に行くかもしれないのです。また、お会いしましょう」と返してくれました。

 

本当に柔軟に対応してくれて、最後は笑顔で握手して、お別れしました。

 

校長先生や他の先生、事務の方などの笑顔が印象的でした。

 

かけがえのない経験をさせて頂き、ありがとうございました。

チャールズ・ホワイト小学校のことは、一生忘れません。

お互いに、未来ある子供たちのために、頑張っていきましょう。