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障害者となって初の海外旅行②大谷翔平選手ドジャー・スタジアム編

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

令和6年4月1日から6日までの4泊6日で、アメリカのロサンゼルスに家族で旅行してきました。

なお、市議会議員としての公費での視察ではありません。

全額自費での家族旅行ですが、皆さんと少しでも共有して、参考になれたらという趣旨で報告を書きます。

 

今回は、ロサンゼルス市内にあるドジャー・スタジアムに行って、大谷翔平選手がいるドジャースvsジャイアンツのメジャーリーグの観戦で感じたことを記します。

 

 ※ドジャー・スタジアムは1962年に開業し、56,000人収容できます。

 

車椅子用の駐車場がスゴかったです。

 

野球のこと、分からないことがよく分かる長女と次女笑

 

入場口:健常者用とか障害者用とか分かれていませんでした。

チケットは事前にネットで購入。

英語を話せる長女が、現地で対応してくれて助かりました。

 

車椅子席はたくさん用意されていて、一緒に行ったパートナーと隣同士で座れるように、座席がワンタッチで折りたためるようになっています。

私が行ったとき、おそらく4から5万人ほどの観戦者数だったと思いますが、車椅子ユーザーは50人くらいいたように思いました。

その内の半分くらいが、お身体が不自由で車椅子を利用している人で、あと半分は肥満により長い距離を歩くのが大変な人がシニアカーのようなタイプを利用している人でした(ディズニーランドも同様)。

視界は、スゴく良好でした。

グランドと観客席の距離感も近く、一体感がより味わえる設計になっていました。

ゴミのポイ捨ては桁違いに悪く、床に捨てるのが当たり前になっています。

 

車椅子席の視界が良好で、大満足できました。

 

観客席の雰囲気の動画をご覧頂くと、もっと知ってもらえるかと思います。

 

そして、大谷翔平選手が、ドジャース移籍後41打席目で初ホームラン。

それを目撃できたこと、そろそろ打ちそうでスマホの動画を回していたことがラッキーでした!

大歓声で、会場が停電になるんじゃないかと思うくらいの盛り上がりでした。

 

日本人も多く、日本の企業のスポンサーも多かったです。

大谷翔平効果絶大でした。

 

男性用車椅子トイレの便器はTOTO製でした。さすが、TOTOは世界ナンバーワンの性能でしょうね。

ちなみに、男性用(女性用)トイレの大便器のひとつが車椅子が入れるスペースがあるというのが、アメリカのスタイルのようです。

ADA法のため、全州統一でしょう。どこに行っても車椅子が入れるスペースのトイレがあることは安心します。

しかし、法で作ることを強制されているため必要最小限の設備でもありました。

 

ホームとアウェーチームのアナウンスなどの差が激しくて、エンターテイメントとしても面白かったです。

 

一般の人でも、車椅子利用の人でも、また野球を知らない人でも、誰でも楽しめる野球場でした。

 

障害者は特別という概念がなく、みんなと一緒というシステムや構造・雰囲気が、「自分が障害者」ということを忘れさせてくれました。

 

そして、家族みんなで来れたことが、何よりの幸せでした。

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コメント: 2
  • #1

    福井由香里 (日曜日, 21 4月 2024 02:32)

    すばらいい体験ができたみたいで良かったです。

  • #2

    高橋 のぶたか (日曜日, 21 4月 2024 20:55)

    福井さん、本当にいい体験ができました。
    今後の活動に活かせることばかりでした。
    活動をますます力を入れていきますね。