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日本とペルー国交150周年「ペルー映画祭inいせさき」

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

 2023年は、日本とペルーとの国交生誕150周年とのことで「ペルー映画祭inいせさき」が、伊勢崎市境総合文化センター大ホールにて開催されました。

ペルーの映画とマリネラ、とても素晴らしかったです。

 

 伊勢崎市は、外国籍人数14,400人で県内最多です。人口の6.8%が、外国籍の方で60カ国以上の方たちがいます。伊勢崎市の人口が減りにくいのは、実は外国籍の方が増えているからです(有志会ニュース参照)。

 

 

 その内ペルー国籍の方は2,380人ほどで3番目に多いです。

 

 今回の主催が、伊勢崎市内にある(株)Aizawa Corporation様で、社長は日系ペルー人3世の相沢正雄さんで、33才という若さで従業員が30人もいるという大変優秀な方です。さらに多文化共生のために全国で寄付活動も積極的に実施していることでも偉大さが分かります。伊勢崎市では多文化共生のひとりでもあり、華蔵寺公園遊園地や市民の盛りのネーミングライツにも関わっています。

 そのため、今回、ロベルト・セミナリオ在日ペルー大使や臂伊勢崎市長、石川玉村町長をはじめ多くの人たちが会場に足を運ばれていました。

 

  私もマリネラと映画を2本とも観覧し、それぞれの国の文化を知ることの大切さを再確認しました。

 日本は、ラテンアメリカ系との国で、国交を初めて交わしたのがペルー(1873年)とのことです。

両国とも、国旗が赤と白なんですね。

 

 私は、障害当事者と言う事で、社会的弱者の代弁者ということを使命としています。日本に住む外国籍の方々とも共通しています。

 それと、私が障害を負う前の建設業者の社長時代もキツイ仕事を多くの外国籍の方がこなしてくれました。
 伊勢崎市内の多くの工場でも、キツイ現場仕事を外国籍の方が多くになっています。伊勢崎市内の小学校で多いところでは、外国籍の子供が30%と学校もあります。

 外国籍の方たちに対して否定的な考えの方もいますが、もう何十年も前から伊勢崎市内では多国籍な人たちと暮らしています。まだまだ課題があることは承知していますし、まだ共生まで至っていない現実も承知しています。多文化共生とは、簡単なものではありませんが、分け隔てなくインクルーシブな社会へ向かっていけるように取り組んでいきたいと思います。