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第6回ボランティアのつどいにて講演をさせていただきました

 今回は伊勢崎市議会議員としてではなく、DET群馬として、障害当事者として、そして高橋宜隆として登壇させていただきました。

 

 主催は伊勢崎市ボランティア協会様。

 事務局は伊勢崎市社会福祉協議会ボランティア・市民活動センター様。

 

 ボランティアを行っている方たち、並びにボランティアをしようと考えている方たちに、バリアフリーという視点を持ってもらい、自分たちの今後の活動の幅が広がってもらえるような内容のお話しをさせていただきました。

 障害は障害者本人にあるのはなく、社会にあるという視点を獲得してもらい(障害平等研修DETの一部を実施しました)、今後のボランティア活動にきっと役に立つと数年前から秘かに思っていました。

 そして、本日実現でき、夢が叶いました。

 伝えたいことがたくさんあり、早口で思いっきり素のままでお話ししたので緊張もせず、ご来場の皆様と楽しい空気間のキャッチボールをしながら伝えられました。最高のお客様たちでしたので、私も気軽にでき、今までの中でも特に印象に残る講演となりました。

 後半は、自分の経験からお話しをしましたが、今までは車椅子の高橋の視点でしたが、今回は障害者の一人として、現代社会に適合していない人たちの総意からの視点でお話ししました。

 帰りに多くの人たちとご挨拶をさせていただきながら伝えたいことが伝わったと感じました。行動力のある約400名の方たちの今後の活動が楽しみです。

 目まぐるしく変化する現代社会に新たな風を起こし、変革を起こすのは市民協働と最近言われておりますが、以前、身を持って感じさせてくれたのが、実は伊勢崎市ボランティア協会の人たちでした。共感看板プロジェクトの障害者等用パーキングにおけるマナー違反車の調査をボランティアとして協力してくれた時の責任感、仕事の完璧さにボランティアスピリッツというものを認識させてくれました。

 それ以来、私の中では、ボランティアの方たちがヒーローに思えてなりませんでした。今回来てくださった中には、私のことをスゴク頑張っているねと思っている人がいると思いますが、私からしてみればボランティアをしているみなさんの方がスゴイと感じています。だから今日は、400人のヒーローの前で講演させていただいた私が一番幸せ者だったことでしょう。

 そして、多くのいつもの仲間も来てくれました。いつもの顔を見るとホッとしますね。本当にありがとう。

 平成が終わろうとしており、オリパラ前というこの時期に講演させていただき、ありがとうございました。これからも少しでもお役に立ちたいと思います。