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受験にチャレンジしている我が子へ

9年前に障害を負ってから私は娘たちに対して「勉強しなさい」と言わなくなった。

障害を負ってから考え方が変わった。

 

そして、子どもたちも大きくなっていった。

 

進学校に通う長女は大学受験に向けて自主的に勉強をするようになった。それも我が家の中心部である32帖の吹き抜けのあるリビングダイニングキッチンを勉強部屋にしてテレビのチャンネル権もほぼ独占している。

そうしているうちに二女も高校受験に向けて勉強するようになった。もちろん中心部で。

そして最近では小学4年の三女も真似して勉強するようになった。

たまに姉妹で問題の出しっこなどしながら笑い声が響く。

私は教えられるほどの能力がないので妻にお任せ。

妻はいろいろアドバイスをする。

 

本人たちはやらされている感がない。

この自主的に行える環境ができたことは大きな意義がある。

本人たちも自然と頑張っている。私が勉強にあれほど打ち込んだことがないので正直たいしたもんだと思う。

 

これから試験を受けて様々な結果が出るであろうが、自主的に自然に頑張ることができたという貴重な経験を積んだことは間違いない。

 

私は子どもたちに対して、私ができることを自主的に自然に頑張っていこうと思う。

 

不器用な父親ではあるが、改めてファミリーを大事にしていこうと思う。